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四十九日法要とは
四十九日法要(しじゅうくにちほうよう)とは、故人が亡くなってから七七日(なななぬか=7日を7回)目、すなわち四十九日目に営まれる追善供養の儀式です。
仏教ではこの日をもって忌明けとし、故人が成仏する大切な節目とされています。
四十九日法要で準備するものとは
1. 法要に必要なもの
- 本位牌(ほんいはい)
白木の位牌から黒塗りの本位牌へ魂を移す「開眼供養」を行う。 - 遺影写真
祭壇に飾る。葬儀で使ったものを使用するのが一般的。 - 仏具・仏壇の準備
花立て、香炉、燭台、線香、ローソクなど。 - 供花・供物
生花や果物、お菓子などをお供えする。 - 僧侶への御布施・御車代・御膳料
法要で読経をお願いする場合に包む。
2. 納骨関連(行う場合)
- 墓地・納骨堂の準備
納骨式を合わせて行う場合、墓石や納骨堂の手配が必要。 - 埋葬許可証
火葬場で発行される書類。納骨時に提出する。 - 石材店や寺院との調整
納骨の日時を事前に打ち合わせる。
3. 参列者への準備
- 引き出物(返礼品)
四十九日を機に「満中陰志」「忌明志」として贈る。
(例:お茶、菓子、タオル、カタログギフト) - 食事(会食)
法要後に会食(精進落とし)を準備することが多い。 - 案内状・出欠確認
日程を事前に親族へ知らせ、出席人数を把握しておく。
4. その他の心構え
- 服装
遺族は喪服。参列者も準じて黒や地味な礼服が基本。 - 施主の挨拶
法要の最後に参列者へ感謝の言葉を述べる。 - 会場準備
自宅・寺院・斎場いずれでも、祭壇や席次を整える。
まとめ
四十九日法要は「忌明け」となる大切な節目であり、法要のための仏具・供花、僧侶への準備に加え、納骨・返礼品・会食など多方面の準備が必要です。
特に「本位牌」「御布施・御車代」「返礼品」は忘れやすいので、早めにリストアップして手配しておくのが安心です。
読み仮名
四十九日法要とは
四十九日法要とは、 故人が 亡くなってから 七七日(7日を7回) 目、 すなわち 四十九日に 営まれる 追善供養の 儀式です。 仏教ではこの日を 「忌明け」とし、 故人が 成仏する 節目とされています。
四十九日法要で準備するものとは
1. 法要に必要なもの
- 本位牌:白木の位牌から本位牌へ魂を移す「開眼供養」
- 遺影写真:祭壇に飾る
- 仏具:花立、香炉、燭台、線香、ローソクなど
- 供花・供物:生花や果物、お菓子
- 御布施・御車代・御膳料:僧侶へのお礼
2. 納骨をする場合
- 墓地・納骨堂の準備
- 埋葬許可証:火葬場で発行される書類
- 寺院・石材店との打合せ
3. 参列者への準備
- 返礼品:「満中陰志」「忌明志」などとして贈る
- 会食:法要後の「精進落とし」を準備
- 案内状と出欠確認
4. その他の心構え
- 服装:遺族は喪服、参列者も黒や地味な礼服
- 施主の挨拶:法要の最後に参列者へ感謝を述べる
- 会場準備:自宅・寺院・斎場での祭壇や席次の整備