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お礼状に使う「拝啓・敬具」と「謹啓・謹白」について

頭語と結語とは

お礼状や手紙には、文の最初に置く 頭語(とうご) と、最後に添える 結語(けつご) があります。
これは日本独自の書簡マナーで、必ず 対応した組み合わせ を使うのが原則です。


主な組み合わせと意味

  • 拝啓(はいけい)〜敬具(けいぐ)
    最も一般的。ビジネスから私信まで幅広く使える。
  • 謹啓(きんけい)〜謹白(きんぱく)
    拝啓よりも改まった形式。弔事や公式文書にふさわしい。
  • 前略(ぜんりゃく)〜草々(そうそう)
    急ぎの場合や簡潔に済ませたいときに用いる。
  • かしこ〜かしこ
    主に女性が用いる独特の結び。格式を問わず親しみのある表現。
  • 粛啓(しゅくけい)〜頓首(とんしゅ)
    非常に格式が高く、現代ではあまり一般的でない。

弔事で使う場合

  • 法要のお礼状 → 「謹啓〜謹白」が最も丁寧で無難。
  • 香典返しに同封する挨拶状 → 「拝啓〜敬具」や、頭語・結語を省いた簡易文が多い。
  • 急ぎの連絡状 → 「前略〜草々」を使うこともある。

まとめ

お礼状の冒頭と末尾には、必ず ペアになる頭語と結語 を用いるのがマナーです。
弔事や法要では「謹啓〜謹白」が最も正式。
一方で、香典返しの挨拶状や印刷文面では「拝啓〜敬具」や簡略型がよく用いられます。
場面に応じて正しい組み合わせを選ぶことが、丁寧なお礼につながります。